自然の学びを生かした住まいづくり⑯

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。



行政は住宅と健康の関係を無視している

 日本では経済最優先の政策が豊かな経済大国をつくり出しましたが、その一方で成長過程における弊害が随
所に歪みを残し、その後遺症が日本人の退廃となって、存亡の危機に陥れています。ごく一時的な経済繁栄の
ために大きな犠牲を払うことを後世に強要する結果となっています。その主な原因は住宅行政にあると決めつ
けざるをえません。その理由は住宅について指導する立場にある官僚が「住宅の本質」つまり住宅の果たすべ
き正しい役割を無視した住む人不在の住宅を奨励しているからです。

確かにかつては地場において大工職人が住む人の指示に従ってつくってきた家業システムが企業化され、見込み生産、大量生産をすることによって日本経済の牽引車の役割を果たしてきたことは事実です。そのために「住むためにどうあるべきか」ということより、「売れる住宅はどうあるべきか」ということへ重点が置かれることになりました。つまり住宅産業は善良な市民の享楽的本能を煽りたてて、人間性や能力が退化するような生活環境を人々に押しつけたのです。

何事も「明日のため」「将来のため」と考えて行なうのが、今日現在のあるべき姿だと思いますが、まったく逆に、「今、現在」がよければ「明日、将来」がどうなってもよいという発想が住宅行政にも現れています。この殺那的発想による行政指導の責任を誰がとるのでしょうか。また、誰が住宅に対する正しい政策を考え、実施するのでしょうか。

幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
  ウシキ株式会社
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