きれいな空気を生む 住まいづくり66

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。 体感展示場「社の家」はこちら



衛生的な台所とは

 台所の窓の果たす役割は大きいのですが、明るい方が良いといっても、やたらに日照が多ければ良いというものではありません。とくに午後の日照は禁物です。赤外線を含む太陽光線は食物を酸化させ、大腸菌を増殖させます。また、夏の西日は主婦の気力をなくし怠惰癖をつくることにもなります。西に窓をつける時は、位置を低くし、外に樹木(落葉樹)を植えるなど、西日の直射を避ける工夫が必要です。
 一方、朝11時頃までの太陽光線中の紫外線は食物の鮮度を落とさず、大腸菌などの増殖を防止するのに役立ちます。その紫外線を効果的に利用するためには、どこにどの大きさの窓が必要かを研究しなければなりません。ちなみに、直射日光を避けた北窓の台所は、食物保存には向いていても、主婦の健康を害し、家庭の雰囲気を陰性にします。また、できれば台所の窓は上下二段の窓にして、気候によって通風を調節できるようにすると、なお良いと思います。
 採光と同時に注意すべきことは換気です。機械による強制換気だけに頼るのではなく、自然換気が出来る通気システムも組み込んでおくことが必要です。台所の天井は可能であれば2m50㎝はとり、天井のすぐ下の壁面か天井に開閉窓がつけられれば主婦の健康が守られます。

幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
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