年末のご挨拶



心身共に健康であるための基本的条件。
体力も気力も使わなければ退化8(老化)します。
老人に対する労りは、老人扱いをするのではなく、
老人の立場になって思いやることです。
つまり適度な運動や知的労働も
死ぬまで必要になってきます。
住宅環境から障害物を除くとこが
老人への労りと考えている人が多い。
集中力や注意力を必要としない住宅機能は
老人病を加速させます。
身体も頭も心も使用しなければ退化します。
歩くのは薬です。階段は薬です。廻れる間取りは薬です。
皆様、令和3年も良い年であったと思います。
「来る年」もよろしくお願いいたします。

 幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
  ウシキ株式会社
住まいの教室 開催中!
お問い合わせ

きれいな空気を生む 住まいづくり82

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。 体感展示場「社の家」はこちら



寝室は健康と長命を左右する 【2】

 人間は普通一時間に30?以上の空気を吸って細胞や内蔵に酸素を供給しています。しかし、最近の住宅は外気を遮断して新鮮な空気が入るのを拒絶していますから、睡眠中に心臓の疲労回復ができるどころか、寝ていても酸素を求めて心臓は休みなく鼓動を続けることになります。そして心臓やそれ以外の臓器にもいろいろな問題が起きてくるのです。
 素人考えですが、今の若い人は現在の高齢者のような長命は期待できないと思っています。現に日本にアルミサッシが普及した昭和30年代の後半以来、室内に隙間風は入らなくなりましたが、心臓病やガン、脳卒中が三大死因となりました。このことは確証があるわけではありませんが、密閉された住環境とまったく因果関係がないとは思えません。現在百歳の人は70歳まで隙間風の入る寝室ですごしてきた人たちです。
 私は寝室の不可欠な条件に「通気のよい仕組み」を提案してきました。睡眠中に脳と心臓をいたわり、明日への活力を蓄えるためには、たくさんの酸素を含む新鮮な空気を常に室内に取り入れるような通気の工夫がどうしても必要です。

幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
ウシキ株式会社
住まいの教室 開催中!
お問い合わせ

きれいな空気を生む 住まいづくり81

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。 体感展示場「社の家」はこちら



寝室は健康と長命を左右する 【1】

 寝室は、健康と長命を支配する居室です。人は人生の3分の1は寝室で過ごします。寝室は心身の疲労を癒す大切な部屋ですが、そのためにどのような環境であるべきかをきちんと考えている建築家は多くありません。医学界においても生活環境と病気との関わりが正確に実証されないために臨床環境医学の進歩が遅れているのはとても残念なことです。
 どのような部屋でも眠ればよいのではありません。毎日の睡眠場所が、健康に与える影響はきわめて大きいのです。
 眠ることは脳を休めることだとは誰もが知っていますが、心臓を休めることには無関心な場合が多いようです。睡眠中には疲労回復のために心臓の働きは平常時の半分となります。もし、昼間と同じように活動していれば、疲労が蓄積するのは当たり前です。このような心臓と睡眠の関係を無視しているのが高気密(密閉化)を売り物としている最近の住宅です。

幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
ウシキ株式会社
住まいの教室 開催中!
お問い合わせ

きれいな空気を生む 住まいづくり80

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。 体感展示場「社の家」はこちら



客間が日本人の良い気質を育てる 【2】

 客間に使用されている素材は、土、草、木材であり、永久に環境に弊害をもたらすことのない地上の資材であり、すべの有機物です。しかも手近なところに存在し、手軽に求められるものです。それらの資材を使って洗練された感覚と技能によって客間が創造されており、一寸の無駄のない余裕を表現しています。
 畳、紙障子、唐襖、土壁、天井の板、優雅な木目を誇る柱や長押など、どれ一つをとってみても自然が創造した美が秘められています。しかもいずれもわび、さび、渋さという日本人の究極の感性を表わしています。日本人ならではの知的な感性が磨かれるような環境です。このように日本人が世界に誇れるような住宅環境が現代住宅にあっても客間に継承されているのはありがたいことです。
 しかし、その客間が工業化住宅によって日毎に姿を消してゆきつつあるのは残念です。このような中で私は、伝統的な住宅文化を新時代に伝えていくために多くの人々に正しい住宅観をもってもらいたいと努力しています。残された使命を痛感し、全国に散在するホーミースタディグループのメンバーと共に伝統の木材軸組工法の普及を懇願しています。

幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
ウシキ株式会社
住まいの教室 開催中!
お問い合わせ

きれいな空気を生む 住まいづくり79

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。 体感展示場「社の家」はこちら



客間が日本人の良い気質を育てる 【1】

 日本式の客間は日本人の高尚で繊細な気質を象徴しています。しかし、過去50年間に日本人は勤勉さも失い、虚栄心と利己心だけが増長してきました。しかしその反面、排他的な島国根性が消え、オープンな性質となり、インターナショナリズムが一般化してきました。そのような日本人の民族性の変化の原因の一つが住宅環境の変転にあったといえます。
 本来、伝統というものは自然に適応しながら長年月続いていくものですが、伝統の破綻は終末を予感させるものであるともいえます。日本人は日本の気候風土に適応した住宅を長年月の生活の知恵によってつくり、中心的な生活環境として心身を育んできました。環境心理学者のハンチントン博士がそんな日本の民家を視察して絶賛し、日本人のすぐれた人間性を世界中に披露したのです。とくに伝統的な客間には豪華さもきらびやかさもありませんが、素朴さの中の高尚な品格と尊敬は日本人の豊かな情緒や感性と知性を表現しています。

幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
ウシキ株式会社
住まいの教室 開催中!
お問い合わせ