きれいな空気を生む 住まいづくり109

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

私達が生活してゆく上に
色々と自然が教えてくれることが
たくさんあります。その住まいづくりを
かかげてみました。 体感展示場「社の家」はこちら



納戸は本当に必要か

 収納のための設備は大きく分けて、いわゆる納戸と収納庫(棚)があります。
納戸は多くの人が望みますが、敷地面積が狭く、建平率(建築面積の制限)が
厳しい場合は、やむを得ず諦めてしまう場合が多くあります。
 しかし、工夫をすれば、それなりの収納スペースがとれるものです。
 私が、よく依頼主にうかがうのは、保存する品物が今後の生活にとって重要な役割をもつものなのか、
それとも捨てるのが惜しいという程度のものかということです。
一般的には「今は役には立たないが、もしやいつか必要になるかもしれない」
「なければないでもすむが、未練があって捨てられない」
「ご先祖様から伝わってきた物や親からゆずり受けた物だから愛着があって捨てられない」といったところです。つまり特別に価値のあるものものではないが、その品物に対する感情によって捨てる決断が鈍るのです。
そのために大金をかけて納戸を作りがたるのですが、
では、そうやってとっておいた思い出の品物や惜しいとと思った品物が後日に何かの役に立つかといえば、
そういうことはないことが多いように思います。
むしろ、その品物のために家族のストレスが発生する場合が多いのです。
職人の私も物のない貧しい時代を体験していますから、
物を捨てるのがもったいないという気持ちはよくわかります。
それに引きかえ、今の若い人は不要な物は惜し気もなく捨ててしまいます。
そういう人たちは、納戸よりも便利な収納庫を求めるようになってきています。

幸せを生む住まい 間取りは住まいの命
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