きれいな空気を生む 住まいづくり75

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

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色々と自然が教えてくれることが
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居間には自然を満たす

居間について、庭との一体化で、居間に庭を延長した雰囲気をつくることがあります。といっても、庭の一部を居間に取り入れることではありません。居間は居間として庭は庭として区別された環境でありながら、居間に自然を満たす工夫をしてきました。日本には素晴らしい春夏秋冬の四季の変化があります。その変化を住まいに浸透させたいのです。日本人の人間性(感性・知性・情緒)が豊かなのは四季の変化によるところも多いのではないかと思っています。
 しかし、近頃は自然を拒絶した高気密住宅が良質住宅とされ、日本人は不自然な生活環境になじんできてしまいました。それが不自然な思考や行為につながり、多くの社会問題を引き起こすことにもなっているように思います。
最近よく見かけるのですが、ファッション性を優先した発想から、窓が鏡面硝子となり、大きな一枚硝子が固定されて開放ができないものがあります。硝子越しに見る外部は絵や写真と同じで現実を実感できません。外気が室内に流れ込んで初めて四季の変化も五感を通して感じられ、情緒や感性が豊かになるのです。つまり、せっかくの窓が窓としての役割を果たさないばかりか、通気や換気を妨げて新鮮な空気を拒絶しているのが一枚硝子の窓です。
 その結果、化学物質資材のホルムアルデヒドによる被害を続発させてもいるのです。すでに大手ハウスメーカーの新築住宅では被害に対して謝罪や慰謝料の請求に応じていますが、一般への情報公開を拒否し、監督行政も知らぬ顔で容認しています。
かつて環境心理学者ハンチントン博士が絶賛した日本の古い民家の環境に、これからの日本の住宅を近づけることが今の日本人にとって必要なことではないかと思っています。

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きれいな空気を生む 住まいづくり74

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

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利用目的があいまいな居間は無用の長物   【 2 】

 居間は一般的には、家の中でも最も良い環境が得られる場所に配置され、冬は暖かく夏は涼しい、健康的で快適な環境を求められるものです。しかし、居間のあり方は家庭の生活習慣や事情によって一様ではありません。その家庭によって居間の利用目的や利用回数は異なりますし、家族だけの利用が多い場合と対外的な社交の場となることが多い場合とでは位置や広さも変わってきます。
 広さについての一般的な考え方は、「恥じない広さが10畳でちょっと自慢が12畳、得意な顔が16畳、その上広いは首かしげ」となります。
 居間のインテリアは個性的なものと、単純で素朴なものとの使い分けが必要ですが、それも単に好みだけで決めるのではなく、利用目的によって決めた方がよいでしょう。居間に限らず、住む人の人柄がしのばれるのが内装です。清楚で上品なデザインや色彩は飽きが来ず、無難です。


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きれいな空気を生む 住まいづくり73

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

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利用目的があいまいな居間は無用の長物   【 1 】

 住まいを新築するにあたって、多くの方が最も期待と夢を持つのは居間の存在でしょう。寝室兼茶の間、あるいは寝室兼居間という生活をしてきた人たちにとっては、独立した居間の存在は住宅を建てた証しのようなものと言ってもいいかもしれません。しかし、そういう住宅計画時の居間への特別な思いは「よそゆき姿」の居間につながることがあります。つまり、応接セットや豪華な家具を置いて、正装をしたり、着飾ったりした時の状態を居間に求めてしまうのです。その分、普段着の生活やカジュアルな生活環境は掘ゴタツのある和風の茶の間に求められることが多いようです。
 衝動やあこがれで計画された居間は普段には使いにくく、せっかくの貴重なスペースを無駄にしているケースがよく見受けられます。住宅には無駄な部分もある意味では必要ですが、それにしては居間は広すぎて、お金もかかりすぎています。居間は、毎日家族たちによって多重に利用される場所でなければ意味がありません。食堂や茶の間、または和室の客間と同じような利用目的であれば、役に立たない代物と言ってもよいでしょう。スペースを広くとり、いい場所に置くにはもったいない気がしてなりません。
 私は法的規制や資金の都合で建築面積が制約される時は、利用目的が共通する部分は極力カットするようにしています。たとえば居間を主婦の家事室や主人の書斎、パソコンのためのホームオフィス等を兼ねるような形態にすれば、無駄のない利用効率の高いスペースとなるでしょう。

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きれいな空気を生む 住まいづくり72

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
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・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
・低気圧は体調を崩しやすいのはなぜか?

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情緒や感性を育てる食堂  【 2 】

食堂の内装は、柔らかく自然な雰囲気がよいのですが、もし特別の好みがないのなら、木質環境がよいと思います。床と壁の一部や天井は木材の使用をおすすめします。その場合、木材の稀少価値(高級材)を求めることより、並材(自然素材)を多量(太く厚く)に使用する方が良い食堂の環境をつくり出します。
 昔の民家には囲炉裏のある団欒の場に「大黒柱」という30センチ角の太柱が配置され、たくましく家庭を支えている威容を家族たちに印象付けてきました。食堂や茶の間に21センチ角以上の二本の太柱を目立つように立てて夫婦柱として、両親を中心とした仲のよい家庭を象徴させた環境をつくることもできます。こうして、食堂が責任ある社会生活の源泉となるよう心掛けてきたのですが、そのような「思い」が食堂には必要ではないでしょうか。

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きれいな空気を生む 住まいづくり71

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
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情緒や感性を育てる食堂  【 1 】

 食堂や茶の間の役割は家庭生活の中心として家族同士の安心と平和を培う場所です。家族の断絶が言われるようになって久しいのですが、その原因は食堂の環境計画にあると、私は考えています。環境は雰囲気を左右し、雰囲気の良否は人間の意識に直結します。よい雰囲気の食堂や茶の間では楽しい会話がはずむのは当然のことです。家族の団欒は精神衛生上よい効果をもたらし、家族間の信頼感を高めます。また、朝夕に感謝して食事のできる雰囲気はプラス思考をもたらします。β-エンドルフィンという良質な脳内モルヒネが分泌される環境は豪華な環境ではなく自然と調和した素朴な環境です。
 また、家族が互いに自分のことで多忙な日々を送る現代は親が子どものしつけをするチャンスは食事の時しかないと言ってもいいでしょう。また、子どもが親を知り、親から何かを受け継ぐチャンスもやはり食事時です。ただでさえテレビやラジオが家族の間に介入し、また子どもたちには個室が与えられ、彼らは一刻も早く親から解放されたいと願っているように思われます。そのような状態では家族間の正しいコミュニケーションが確立することは難しいでしょう。しかし唯一の家族交流の場ともいえる食堂や茶の間の環境を良くすることで母親の心を家族に伝え、父親としての尊敬を得ることもできるのです。

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きれいな空気を生む 住まいづくり70

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
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・食べ物はなぜ腐るのか?
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食堂は家族のエネルギー補給場所  【 2 】

 位置や広さが決まったら次に配慮すべきことは窓の位置や大きさです。窓は自然の恵みを受け入れるためにあります。東の窓は高くとって朝日を室内に入れて消毒します。南の窓は広く取って、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるようにします。健全な心身を育む環境は自然との調和なくしては成り立ちません。
 しかし、現代の建築家は住宅が人間にとっての中心的生活環境であることを無視し、自然と住宅との正しい調和を忘れ去っていることが多いように思われます。食堂と自然との相関関係を探究せず、人工的な室内のインテリアや、環境調整を優先しています。人工的な環境には活力を養う快適性がなく、逆に怠惰癖を増長させる快楽性があります。家族に惰気や不健康をもたらす食堂は絶対に避けるべきです。たとえば西日でうだる食堂、夏や冬の室内空気のコントロールをすべて機械でやらなければならない陰性環境は不経済なばかりでなく、家庭の不健全化の原因となりかねません。

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きれいな空気を生む 住まいづくり69

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
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食堂は家族のエネルギー補給場所  【 1 】

 私は、教室に来所されるお客様に、こう質問します。
「お客様、家を新築されたら、毎日の生活の中で家族の朝は、どの場所でどのような雰囲気で迎えたいと思いますか?」
 主婦の一日は台所で始まりますが、家族たちは食堂で一日のエネルギー源を満たします。早朝の食堂の雰囲気がその日一日の気分を左右しかねません。
 人生は常にスタートであって、日常には終わりがありません。終焉は死ぬ時です。朝のスタートは毎日必ずやってきます。人生の拠点が家庭であるなら、一日の出発点は食堂や茶の間であるといえます。私はお客様にいつもこう申し上げています。
 「食堂や茶の間は朝向きで考えましょう。夜向きはいけません」
 それは爽やかな気分で仕事や学校に向かうために、どうしても必要な条件です。明るい食堂で自然の香りと澄んだ空気を胸いっぱいに吸い、主婦が作った朝食で腹ごしらえをすれば、毎日元気よく社会へのスタートができるというものです。それが朝から薄暗い、夜と変わらない雰囲気の食堂だったらどうでしょう。活力を得るどころか、朝から倦怠感に襲われるのではないでしょうか。このことだけを考えても食堂の位置や広さはどうしたらよいかわかるはずです。

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きれいな空気を生む 住まいづくり68

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上手な収納で主婦のストレスを減らす

 どこの家でも台所にはさまざまな道具がたくさんあり、毎日の道具の使い分けや収納の仕方によって、主婦のストレスが左右されます。したがって食器類から鍋や釜、電器製品までを収納する大きな戸棚が必要となります。最近は台所の収納戸棚もファッション性や機能性が高まり、建築資金が最も多くかかる場所でもあります。
 取り出しやすくてしまいやすい収納戸棚は面が広くて奥行きが浅いものです。物を一列に並べられて見やすくしておけば、家族の誰もが出し入れができ、主婦のストレスも減ります。
 また、日常使用する物とたまにしか使用しない物のしまい分けや重い物と軽い物、危険な物や大きい物等のしまい分けがうまくできるような収納戸棚のつくりが必要です。できれば床面から天井までいっぱいにとって立体的に収納できるようにします。
 収納戸棚は多いほどよいのですが、そのために風通しの窓まで犠牲にするべきではありません。
 台所の広さは、4、5人家族の場合、ただ広くすればよいわけでありません。一般的にいって一番利用しやすいサイズは、長さが3・6メートル、幅が2・3メートルの長方形です。台所兼食堂という形もありますが、その場合は冷蔵庫や収納戸棚の置くスペースの確保が難しく、主婦の作業動線が長くなって合理性を欠く例が多いものです。
 いずれにしても台所は毎日使用する所であり、幸福な家庭を永続させるために最も重要な役割をもつ場所ですから、あらゆる角度からの利用効果を研究して計画するべきです。

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きれいな空気を生む 住まいづくり67

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
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ファッション性の重視と過剰な設備は不幸のもと

 台所は狭いスペースの中で多種多様な用事が多く、危険な要素がたくさん潜在している場所です。ですから、単に見た目の感覚で決めるのではなく、あくまでも使い勝手のよさや環境の面から判断して計画をすすめるべきです。最近の傾向として、設備にのみ関心を持ち、超便利な機能やファッション性を求める人が多いのですが、そのようなものに高額な資金を投入するのは考えものです。いくら高額でも毎日の生活にそれだけの利用価値があれば無駄ではありませんが、その点をよく考えてみる必要があるでしょう。便利だと思って組み入れた設備でも実際にはあまり使われないということもよく見聞きすることです。思ったほど機能的な利用ができなかったり整理整頓が思うようにゆかず、利用しない台所やお飾りの台所となっている例が多いのです。
 主婦にとっては毎日の職場ともいえる台所です。夢と現実のギャップは大きく、見た目と毎日利用する機能や環境は違うのです。自分の習慣や性格をよく考えてからどのような設備を入れるか決めるべきでしょう。また、高度な設備ほど維持費(利用経費)や修繕費がかかります。現代の住宅は便利さとファッション性を求めるために高額な資金を使い、また利用費を払い続けなければなりません。贅沢な家庭生活は「幸福な家庭生活の永続」を妨げます。建築資金に余裕がある場合はともかくとして、少ない予算で楽しい家庭生活の永続できる家庭環境を求めるなら、当然のことながら毎日の生活のうえで家族のためにどの部分が最も大切かを見極めていかなければなりません。

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きれいな空気を生む 住まいづくり66

・メダカの水はなぜ腐るのか?
・植物はなぜ朝日を必要とするのか?
・植物は根に影響を受けるのはなぜか?
・花ビンの花はなぜすぐにダメになるのか?
・食べ物はなぜ腐るのか?
・カーテンがカビるのはなぜか?
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衛生的な台所とは

 台所の窓の果たす役割は大きいのですが、明るい方が良いといっても、やたらに日照が多ければ良いというものではありません。とくに午後の日照は禁物です。赤外線を含む太陽光線は食物を酸化させ、大腸菌を増殖させます。また、夏の西日は主婦の気力をなくし怠惰癖をつくることにもなります。西に窓をつける時は、位置を低くし、外に樹木(落葉樹)を植えるなど、西日の直射を避ける工夫が必要です。
 一方、朝11時頃までの太陽光線中の紫外線は食物の鮮度を落とさず、大腸菌などの増殖を防止するのに役立ちます。その紫外線を効果的に利用するためには、どこにどの大きさの窓が必要かを研究しなければなりません。ちなみに、直射日光を避けた北窓の台所は、食物保存には向いていても、主婦の健康を害し、家庭の雰囲気を陰性にします。また、できれば台所の窓は上下二段の窓にして、気候によって通風を調節できるようにすると、なお良いと思います。
 採光と同時に注意すべきことは換気です。機械による強制換気だけに頼るのではなく、自然換気が出来る通気システムも組み込んでおくことが必要です。台所の天井は可能であれば2m50㎝はとり、天井のすぐ下の壁面か天井に開閉窓がつけられれば主婦の健康が守られます。

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